2012年12月29日

もうすぐ箱根駅伝

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 第89回箱根駅伝(1月2、3日)がまもなく始まります。正式名は「東京箱根間往復大学駅伝競走」。関東学生陸上競技連盟が主催し、関東の強豪20チームが東京・大手町から箱根・芦ノ湖までを往復する大学駅伝です。
 お正月の名物としてテレビで生中継され、日本中の関心を集めます。年の瀬となり、私もレースの行方が気になって仕方のない一人。日ごろはほぼ陸上競技をテレビ観戦しませんが、箱根駅伝だけは別。熱狂してしまいます。私のような人は多いかもしれません。
 といっても以前は正月に何となしに見ていたくらいだったのですが、この4年間で完全な箱根駅伝ファンになってしまいました。今年3月に卒業した東洋大の柏原竜二選手(現在は富士通)の活躍を目の当たりにしてしまったからです。またまたですが、私のような人は全国に多いと思います。
 もはや伝説として語り継がれていますので説明不要かもしれませんが、柏原は前回までの4年間、箱根の山上り(5区)を走り続け、ありえないような大記録を打ち立てて卒業しました。「新・山の神」と呼ばれ、4年連続の区間賞、3度の区間新記録を更新。優勝とは縁遠かった東洋大に4年連続の往路優勝、3度の総合優勝をもたらしました。
 この4年間、柏原フィーバーで東洋大の受験者数が激増したと聞きます。陸上とは関係のない一般の受験生です。柏原は箱根駅伝史上、最高のスーパースターだと思います。
 柏原が走った5区(小田原~箱根)は10区間のうち最長(23・4キロ)で標高差864メートルの険しい山道が続く最も苛酷な区間です。大差がつきやすく、箱根駅伝のコースの中で最大の見せ場。一般の駅伝と違って箱根駅伝が面白いのは山を上り下りする区間(5区と6区)があるからで、かなり特殊なレースといえます。
 今回は駒澤と東洋の2強が優勝候補といわれています。柏原の抜けた東洋が優勝できるかどうかが気になります。
 ところで、箱根駅伝に柏原が登場するまで5区の歴代最速記録を保持していたのは、順天堂大卒の今井正人選手(現在はトヨタ自動車九州)。柏原が現れる前まで、今井選手が元祖「山の神」として君臨していました。
 サッポロビールが年始から、新旧「山の神」2人が山道を走りながら対談するというCMを箱根駅伝にあわせて放送するそうです。サッポロビールの箱根駅伝応援サイトではすでに、ウェブ版スペシャルバージョンとして未公開の対談シーンを含めたムービーを公開中。日本中を沸かせた今井と柏原から箱根駅伝への熱いエールが伝わってきます。サッポロビールに拍手です。
写真は往路レースのゴール地点にある箱根駅伝ミュージアムです。箱根駅伝の歴史がパネルや写真で展示されています。芦ノ湖から眺める富士山がきれいです。 
(文=フリーライター・森昇一)
posted by 森昇一 at 12:29| 東京 ☀| Comment(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする
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