2012年09月04日

東京サマーオブザデッド

一応コミッククリエーターと言う肩書きで活動させて頂いておりますので時々コミックの感想を書こうと思います。
第一回は「東京サマーオブザデッド」です。私は昔からゾンビ映画が大好きで、~オブザデッドとタイトルについていると大概観に行きます。それが今回コミックで見かけたので即購入しました。しかし内容が酷い!ゾンビ物に関しては私も相当うるさいので言わせていただきます。以下ネタバレになるので御注意下さい。第一章は大学生の男が主人公です。家庭教師のバイトをしていて、ヒロインはその教え子の高校生です。街中にゾンビが溢れ出し主人公は両親とはぐれたヒロインに「僕が君を守る」と宣言します。そして避難所までゾンビをかわしながら移動するのですが途中ゾンビに襲われていた女子中学生を助けます。しかし段々とゾンビ達に追い詰められどうにも逃げられる状況ではなくなってきます。その時ヒロインは自分がおとりになるから先に避難所まで行って、私も後から必ず行くからと言います。主人公は中学生とその場を一応迷いながらも立ち去り無事避難所にたどり着きます。さてこの後なんですが中学生も無事避難所に届けたことだし、主人公はヒロインを助けにさっきの現場に戻ると思いました。しかしそうはならず中学生とここで、約束の場所の避難所で待とうと決心するのです。これにはズッコケました。仮にも「僕が君を守る」とヒロインに宣言したのに全く話しになりません。「主人公は行動する」という大原則すらスルーしているように思います。物語はこの後全く違う話しになりますので作者は群像劇を描きたいのだと思います。編集者は何も思わずこれでオーケーしたのでしょうか。
他の細かなエピソードもよく言えばゾンビ映画をちゃんと見ているし、悪く言えば新鮮味がない。
最近はスピードやパワーがあるゾンビが流行っているが、個人的にはあまり好きではありません。あれはゾンビと言うよりはもうモンスターだと思います。ジョージ・A・ロメロが最近のゾンビは好きではないと言っていたインタビュー記事を読んだことがあります。ゾンビの醍醐味は力無くフラフラ歩いているからいつでも余裕で逃げられると高をくくっていたらいつの間にか追い詰められていた。そんなジワジワした恐怖がウリだと思います。その点作者は私と同意見なのかスローなゾンビを登場させています。今後どんな展開になるかわかりませんが貴重なゾンビ漫画なので頑張って欲しいと思います。東京サマーオブザデッド 1
posted by 藤安堂蔵山 at 21:44| 東京 ☀| Comment(0) | マンガ | 更新情報をチェックする

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